介護職員として働くことに無資格は関係ない

無資格でも働き始めることができる

少子高齢化が進むだけではなく、日本は今後超高齢化社会へと突入していくことから介護関係の仕事が注目を集めています。国も介護職員の増員や就業環境の整備に力を入れてより優秀な人材の育成に注力しています。そんな社会だからこそ、介護職へ興味を持った人も多いかと思いますが、資格や知識がないことから働きだすハードルが高いと思ってしまってる人もいるはずです。そこで、未経験者でも十分に働くことができるということと、無資格でも働きながら勉強して取得することのできる介護の資格について説明します。

無資格でも働き始めることができる
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未経験でも働ける求人がある

人口が多く、それに伴って高齢者の数も多い都心部以外でも介護福祉施設や介護サービス提供事業者は現在増え続けています。求人広告やハローワークに掲載されている求人を見るとよく理解できると思いますが、「未経験者歓迎」の求人をよく目にします。以前では経験者や有資格者に限定するものがほとんどでしたが、この広告が増えていることからも未経験で働ける働き口がとても増えていることがわかります。そして実際に未経験だから全く仕事ができないわけでもなく、介護に対する真摯な気持ちがあれば資格の有無に関わらず多くの人の役に立つことができます。
また未経験だからといって働き方の選択肢が少ないわけではなく、時間を限定して働きたいという人や正社員としてキャリアを積みたい人などへの選択肢も広がっています。介護の現場で実践しながら介護を学ぶことができ、給料をもらいながらキャリアアップやスキルアップをすることができる点から未経験者にとても優しい職種になっているとも言えます。

取得できる資格

介護職に関係する資格には民間資格も含めると多くの種類があります。介護の資格として未経験者でも無資格の人でも取得できるものに介護職員初任者研修と実務者研修の2つがあります。実務を経験されたことのない人はまず介護職員初任者研修から取得し、実務を積んでから実務者研修を取得することでより一層理解を深めることができます。
これらは働きながらでも取得することが難しくない資格です。しかし、実務者研修は必須受講合計時間が450時間を超えているため、全て履修することを考えると多くの日数が必要となります。短期集中講座に通うことができれば短期間でも取得することができますが、やはり働きながらを考えると短期間で朝から夜まで講座を受けることは難しいと思います。そのため、未経験から資格を取得して働こうとする人は、夜や休日だけに受講して働きながら取得するという人が一般的です。

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